2011年7月11日月曜日

寛容性

本当は無題という題にしようかとも思ったんだけど。

一昨年2月メルボルン近郊で大規模なブッシュ・ファイア(便宜的に山火事と訳す場合もあるが平原にある林などの火事)が起こり、150人以上の方が亡くなられたほか、家屋や車両も多くの被害を受けた。

この火事を調査していた委員会が最近になって「放火の疑いで逮捕されていた人が、その嫌疑が晴れて釈放された」という発表をした。

この発表を受けた火事の被害者の方が「犯人が見つからなくてよかった。自然災害だということがわかって、誰も糾弾しなくて済んだから。」というコメントを出された。

翻って、日本では当時小学5年生だった男児の蹴ったサッカーボールが校庭のフェンスも越えて道路に出てしまったため80歳のオートバイの男性が転倒し1年半後に亡くなったという事件。
判決は男児に過失があったということになった。
亡くなられた方の遺族としては、その悲しみを何処かにぶつけたいのだろうし、僕も新聞記事だけしか読んでいないので真相はわからないが…。

極端な二つの例を出してしまったが、寛容性という点では正反対の事件であった。

ちなみに英語には He was at the wrong place at the wrong time という言い方があり、不可抗力だから仕方がない、というふうに考えるようです。

2 件のコメント:

須藤 さんのコメント...

とにかく、誰かの責任にして、罪人を作って処罰しないと気が済まない日本は異常だ。

Unknown さんのコメント...

これは日本では超自然的存在が殆どと言っていいくらい無視されていて、人間がなんでも出来る、判断できるという風潮があるからだろうね。

3月に起こった東北の災害も地震とそれに伴う津波だけだったとしても、例えば防潮堤の強度がとか高さがとか言い出すやつがいたんだろうね。

ほっとしているのは建設省の役人か?